天野一夫(豊田市美術館チーフキュレーター)をゲストキュレーターに迎え、関東・関西でそれぞれ活動するアーティスト、冨井大裕と中西信洋の作品を展示する企画展『変成態--リアルな現代の物質性 Vol.2 揺れ動く物性』が、馬喰町のgallery αMにて、6月13日(土)より開催される。
本展において、冨井は身近にある素材をモチーフに、細やかな作業で全く異なる特殊な物体を作品として展示。また、中西は関東で初めての展示となるウォールドローイングの作品を約2週間かけて現地で制作し、発表するという。
同ギャラリーは今年4月、武蔵野美術大学が運営するノンプロフィット・ギャラリーとしてオープン。中原浩大にフォーカスした同展のvol.1も5月30日まで開催中だ。
αMプロジェクト2009企画
『変成態--リアルな現代の物質性 Vol.2』
揺れ動く物性 冨井大裕x中西信洋
2009年6月13日(土)~7月18日(土)
初日13日17時より作家2名と天野氏によるトークあり
会場:gallery αM(東京・馬喰町)
時間:11:00~19:00(日月祝休)
休廊日:日、月曜、祝日
料金:無料
(画像上から:冨井大裕 air 2005、エアキャップ 80x60x45cm photo:城戸 保 ©Motohiro Tomii、
冨井大裕 ゴールドフィンガー 2007、画鋲 181.5x181.5x0.1c photo:柳場 大 ©Motohiro Tomii、
中西信洋 Stripe Drawing-Tokushima Sky 2008、pencil on paper 500x2170cm photo:Hidefumi Morimiya 展示風景:「IWANO MASAHITO 現代アートによる徳島再見」徳島県立近代美術館 ©Nobuhiro Nakanishi Instaration view "IWANO MASAHITO TOKUSHIMA REDISCOVERY BY FINE ART" The Tokushima Modern Art Museum、
中西信洋 Layer Drawing - Sunrise レーザーグラフィックプリント, 100x100x1500cm(50 sheets)「六本木クロッシング2007:未来への脈動」(森美術館)展示風景 撮影:木奥恵三 写真提供:森美術館 ©Nobuhiro Nakanishi)