「劇団、江本純子シリーズ」vol.1『セクシードライバー』、前田司郎、安藤玉恵出演

江本純子が今年春に立ち上げた「劇団、江本純子シリーズ」の第1回目の公演となる『セクシードライバー』が、6月26日（金）より、渋谷のギャラリー LE DECO（ギャラリー・ル・デコ）にて上演される。

江本純子は脚本家・演出家・俳優として、様々な分野での活躍が期待されている1人。2000年に結成した「毛皮族」は、異例のスピードで本多劇場に進出し、一躍小劇場界を牽引する劇団となった。本公演は、名も知らないタクシー運転手を主人公に、愉快と不愉快が混じり合ったような硬質な不条理劇が描かれる。

出演には戯曲『生きてるものはいないのか』で第52回岸田國士戯曲賞を受賞、小説『夏の水の半魚人』では三島賞を受賞するなど、作品の数々がさまざまな賞で高い評価を得る前田司郎。また、2007年の退団まで、劇団『ポツドール』の看板女優として活躍、近年では映画『松ヶ根乱射事件』『ぐるりのこと』などに出演し、個性派・演技派俳優として注目の集まる安藤玉恵が出演する。

人間の不条理、社会の不条理がもたらす悲劇とその救いとは。本公演では、毛皮族の表現とはちょっと違う「人間的な美しさ」が描かれていく。

（画像下：撮影：青木 司）

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