谷川俊太郎原案によるプラネタリウム作品『夜はやさしい』が、7月18日(土)より、日本科学未来館にて一般公開される。
本作は、地球上のさまざまな地域から見える星空と、その土地で聞こえる音、各地の夜をうたう詩のことばを通して、地球の広がりと、その中にいる自分の存在を改めて考える作品。少年時代から好きだったというプラネタリウムの制作に初挑戦した谷川が、夜のコラージュともいうべき、オリジナルの詩やナレーションを書き下ろした。会場内で放送される朗読は、映画を中心に活躍する女優・麻生久美子が担当している。
環境問題が叫ばれる中、私たちが守ろうとしているものはなにか、地球とはどんな星か。子供から大人まで心に響く、一篇の詩のようなプラネタリウム体験だ。
MEGASTAR-II cosmos
プラネタリウム作品
『夜はやさしい』
2009年7月18日(土)より公開
会場:日本科学未来館 6階 ドームシアターガイア
時間:12:00(土・日・祝のみ)/15:00
上映時間:25分
原案・詩 ・ナレーション構成:谷川俊太郎
監修:毛利衛(日本科学未来館館長・宇宙飛行士)
朗読:麻生久美子
休館日:毎週火曜日(ただし、祝日、春・夏・冬休み期間は開館)
料金:大人600円 18歳以下200円
※障害者手帳所持者は当人および付き添い者1名まで無料
企画・制作:日本科学未来館
(画像:photo:Chieko Kobayashi)