白土三平の傑作漫画『カムイ外伝』で松ケン主演、崔洋一監督とクドカンの共同脚本

白土三平の傑作漫画『カムイ外伝』が、『クイール』『血と骨』の崔洋一監督作品として実写映画化される。脚本を崔と共同で手がけたのは、数々のヒット作を生み出した宮藤官九郎。

『カムイ外伝』は漫画家、白土三平の代表作『カムイ伝』の番外編として1965年に誕生。忍者の掟を破り、組織を追われながら生き抜いてゆく抜忍・カムイの内面を深く描いた作品だ。コミックの累計発行部数は第一部、第二部合わせて1000万部以上を誇っており、日本を代表する忍者コミックといっても過言ではないだろう。

主役のカムイには、「カムイ役はこの男しかいない」と崔監督から熱烈なラブコールを受けたという松山ケンイチ。そして、ヒロインのスガルを演じる小雪に加え、伊藤英明、佐藤浩市、小林薫、大後寿々花、金井勇太、芦名星、土屋アンナ、香港のアクションスターとして知られるイーキン・チェンらが共演する。

映画ならではの様々な忍術やアクションを最新VFXで見せるとともに、原作のテーマを踏襲しつつ、宮藤ならではの独特なキャラクターや世界観が注入された。人間味に満ちた物語となっている。公開は9月19日予定。

（画像：©2009 「カムイ外伝」製作委員会）

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