作家・川上未映子が作品を朗読、前衛チェロ奏者&ピアノと共演

金沢21世紀美術館の開館5周年記念展『愛についての100の物語』プログラムとして川上未映子、坂本弘道、清水一登によるパフォーマンスが行われる。

坂本はえんぴつ削りや電動工具などを用いた演奏をはじめ、グラインダーで火花まで出すという唯一無比のチェロ奏者。清水はキーボードを中心に、ピアノ、マリンバ、クラリネット、サックス、スティールパンなど多彩な楽器を演奏するマルチプレイヤーとして活躍中だ。

そんな個性溢れる2人と共演する川上未映子は、小説『乳と卵』で第138回芥川龍之介賞を受賞した作家。作家活動以外にも未映子名義の音楽活動や、今秋公開となる太宰治原作の映画『パンドラの匣』の主演を務めるなど、ジャンルを問わずマルチに活動する人物だ。今回のパフォーマンスでは、坂本と清水の演奏をバックに自身の作品『戦争花嫁』を朗読する。

料金は無料となっているが、『愛についての100の物語』の観覧券、および整理券が必要となる。なお、整理券はイベント当日の10:00より金沢21世紀美術館レクチャーホール前で先着60名に配布される。

開館5周年記念展『愛についての100の物語』プログラム
川上未映子+坂本弘道+清水一登-言葉とピアノとチェロのパフォーマンス

2009年6月28日(日)19:30~20:30
会場:金沢21世紀美術館展示室11

出演:
川上未映子
坂本弘道
清水一登

料金:無料
※『愛についての100の物語』展の観覧券および整理券が必要
問い合わせ:金沢21世紀美術館 学芸課 076-220-2801

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