人間存在の核心を見つめながら作品製作、神田のZENSHIで多田友充個展『THE KING IS HERE』

多田友充による個展『THE KING IS HERE』が、8月1日(土)まで、東京・神田に移転したギャラリーZENSHIにて開催中だ。

多田は「孤独」や「世界の果て」といった本質的な事象をテーマに、人間存在の核心を見つめながら作品を作り続けるアーティスト。名古屋造形大学大学院を終了後、05年から2年間のCCA北九州リサーチプログラムを経て、昨年、ノルウェイ/トロンハイムのレジデンスLademoen stnerverksrederにて滞在制作を行った。本展は、この間の経験を活かした本格的なタブロー作品の展示となる。

今回、これまで多田の作品ではあまり馴染みのなかったアクリルや顔料も画材として用い、100号を超える大きいサイズの作品から、日々の生活のなかで描きためたノートサイズの小さなドローイングまで、幅広く作品を発表。多田の作家活動のさまざまな側面を伺い知ることのできる展覧会となっている。

多田友充
『THE KING IS HERE』

2009年6月26日(金)~8月1日(土)
会場:ZENSHI(東京・神田)
時間:12:00~19:00(水~土)

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