多くのウォルト・ディズニー作品でカラー・スタイリストとして活躍したメアリー・ブレアの企画展『メアリー・ブレア展』が、7月18日(土)より、東京都現代美術館にて開催される。
メアリー・ブレアは『シンデレラ』『ふしぎの国のアリス』『ピーター・パン』など数多くの作品を手がけている人物。大人と子供の目線がミックスされ、見る人に純粋な喜びを与える独特のアートセンスは、当時のディズニー作品のみならず、現在も多くのアニメーション作家に影響を与えている。
本展は、スタジオジブリ、および三鷹の森ジブリ美術館の全面協力のもと、アニメーション映画におけるカラー・スタイリストという、新たな視点を提示。アメリカ国外へ出ることはめったにないとされている、貴重なディズニー初期アニメーションのアート作品や、ディズニーランドのアトラクション・デザイン作品を中心に、500点以上におよぶ作品群を展示する。
『メアリー・ブレア展』
2009年7月18日(土)~10月4日(日)
会場:東京都現代美術館
時間:10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(ただし7月20日、8月10日、17日、9月21日、28日は開館。7月21日(火)は休館)
料金:大人・大学生1,100円 中高生900円 小学生600円
※小学生未満は無料
(画像上から:ポートレート(メアリー・ブレア) ©The nieces of Mary Blair、「ふしぎの国のアリス」コンセプト・アート(1951年)©Disney Enterprises, Inc.、「ふしぎの国のアリス」コンセプト・アート(1951年)©Disney Enterprises, Inc.、レモネード・ガール(1960年代) ©The nieces of Mary Blair)