2008年に60歳を迎えたフォークシンガー、あがた森魚。彼の現在を追うドキュメンタリー『あがた森魚ややデラックス』が、シアターN渋谷にて10月10日(土)よりモーニング&レイトショー上映される。
本作は、彼の全国60カ所を巡るキャンピングカー縦断ライブツアー『惑星漂流60周年!』の様子を映像に収めたもの。同ツアーでは、自身の原点である北海道・留萌から旅を開始し、2009年2月22日に一大記念イベント『あがた森魚とZIPANGBOYZ號の一夜』を九段会館で開催、デビュー当時のメンバーが結成しライブを行った。
1972年、フォークソングの名作『赤色エレジー』で一世を風靡し、その後も精力的な活動を展開するあがた。彼の場所を選ぶことなく歌い、人々と触れ合い、語り、苦悩する姿を捉える。監督は半身不随の演出家、山岸達児を追った『半身反義』で初の長編映画に挑戦した竹藤佳世。そして監修を作家・映画監督の森達也が務める。
すべてのインディペンデントに活動するアーティストを勇気づける、熱気あふれる作品となっている。
※情報配信後にタイトルが変更になりました
『あがた森魚ややデラックス』
2009年10月10日(土)より、シアターN渋谷にてモーニング&レイトショー
監修:森達也
監督・撮影・編集:竹藤佳世
イラスト:奈良美智
製作・配給:トランスフォーマー