sonic youthへの加入、そして友好的脱退を経て、近年は日本国内のライブイベントにも積極的に参加しているジム・オルークの約8年ぶりとなるニューアルバム『The Visitor』が、9月16日にリリースされる。
『The Visitor』はジム自らが現代版「チューブラー・ベルズ(マイク・オールドフィールド)」と語る全1曲のインストゥルメンタルアルバム。楽曲、アレンジ、演奏、録音、ミックスのすべてをジムが手がけており、編集をまったく行わないリアルタイムの演奏が収められている。
また、さまざまな楽器を織り交ぜながら作られた静と動を感じられる壮大な作品に仕上がっているこのアルバムは、1997年発表のアルバム『Bad Timing』の続編的な意味合いも込められており、長年にわたるジムの世界観を現在につなげる重要な1枚といえるだろう。なお、解説は盟友・中原昌也が手がけている。
なお、本日8月5日にはアルバム『Bad Timing』『Eureka』のBlue Spec CDもリリースされた。新作を待ちわびつつ、高い音質で生まれ変わった過去作品も堪能してみよう。