東京ミッドタウン・ガーデン内に位置する21_21 DESIGN SIGHTにて『THE OUTLINE 見えていない輪郭』展が10月16日より開催される。
2007年3月の開館以来、身近なものを題材に、人と社会、デザインの関係について様々な角度から考える企画を行っている21_21 DESIGN SIGHT。今回はプロダクトデザインと人、人と日常生活、周囲の関係に改めて焦点をあてたデザインの背景を探る展覧会となっている。
本展では、人と環境との関係に目を向け、私たちの無意識に潜むイメージやものの形をデザインするプロダクトデザイナー・深澤直人の作品約100点を紹介。さらに、ものをとりまく光と空気を写し出す写真家・藤井保が約4年間撮り続けた写真と、2人の思考や視点に触れられる展示やレクチャーを加え、普段見えていなかったものに気づくことのできる貴重な機会を作り出すという。
国内外で数多くの受賞経験を持ち、評価の高い2人のクリエイターが見る「デザインの輪郭」とは何か。それが見えてきたとき、あらゆるモノの関係性が現れてきそうだ。
『THE OUTLINE 見えていない輪郭』展
藤井保が撮る、深澤直人のデザインの輪郭
2009年10月16日(金)~2010年1月31日(日)
会場:21_21 DESIGN SIGHT(東京・六本木)
時間:11:00~20:00(入場は19:30まで)
休館日:火曜日(11月3日は開館)、12月28日~1月2日
料金:一般1,000円 大学生800円 中高生500円 小学生以下無料
関連プログラム
オープニングトーク
『2人に見えている輪郭』
2009年10月31日(土)14:00~16:00
会場:21_21 DESIGN SIGHT
出演:
深澤直人
藤井保
(画像上:B&B Italia 「GRANDE PAPILIO」アームチェア B&B Italia 本社(イタリア ノヴェドラーテ)にて撮影、画像中:Vitra「Chair Vitra Edition 2007」チェア Vitra Campus(ドイツ ヴァイル・アム・ライン)にて撮影、画像下:パナソニック電工「MODIFY DOME」ペンダントライト)