他者の追従を許さない天才漫画家・楳図かずおの原作映画を一挙に紹介する特集上映『楳図かずお映画祭』が、9月19日から吉祥寺バウスシアターでレイトショー上映される。
上映作品は、木村佳乃らがある秘密をもった美しい女性達を演じる『おろち』、醜い容姿で赤ん坊のまま成長できないというジレンマを背負った少女「タマミ」が襲い来る『赤んぼ少女』をはじめ『漂流教室』をはじめ、1968年に公開された『へび少女』『うろこの顔』『ママが怖い』など楳図かずおの代表作からさまざまな要素を取り入れた怪奇映画『蛇娘と白髪魔』など計6作品。
時代や関わる人間は違えども、恐怖と魅力に溢れる楳図作品を一度に楽しむまたとないチャンスとなっている。なお、初日の9月19日には楳図かずおによるトークショーも開催される。各作品の上映日程はバウスシアターのウェブサイトからチェックしよう。
『楳図かずお映画祭』
2009年9月19日(土)から10月2日(金)まで吉祥寺バウスシアターにてレイトショー上映
時間:連日21:00から
上映作品:
『蛇娘と白髪魔』
『楳図かずお恐怖劇場 「蟲たちの家」』
『楳図かずお恐怖劇場 「まだらの少女」』
『おろち』
『漂流教室』
『赤んぼ少女』
※『蟲たちの家』と『まだらの少女』は同時上映
※それぞれの作品は会期中日替わりで上映
料金:一般・学生1,300円 会員・リピーター1,000円
※連日19:00より整理番号付き当日券を販売(整理番号順で入場・自由席)
トークショー
2009年9月19日(土)上映前
出演:楳図かずお