オープンリールレコーダーを駆使して音楽パフォーマンスを行うOpen Reel Ensembleのトーク&ライブ

年代もののオープンリールレコーダーを駆使して音楽パフォーマンスを行うユニット「Open Reel Ensemble」の作品展示が、NTTインターコミュニケーション・センターの入場無料展示室、オープン・スペースにて開催中だ。

Open Reel Ensembleは、多摩美術大学情報デザイン学科在籍中で、バンド「蒸気青月楽団」でミュージシャンとしても活動する和田永を中心に結成されたユニット。本来、音を記録・再生するための装置であるオープンリールのテープレコーダーを、コンピュータで制御できるように改造し、新たに音楽表現のための装置として生まれ変わらせた作品『コンポジション・イン・モーション』を出品している。アナログ独特の音色を持った、懐かしくも新しいサウンドが特徴だ。

会期中の10月17日(土)には、ICC学芸員の畠中実を聞き手に迎えたアーティスト・トーク&ライブも行われる予定。展示のために仕様を変えた作品を、本来の演奏法で制作者本人が実演するイベントとなっている。アナログとデジタルを見事に融合させた、新しい音楽体験に触れることのできる絶好のチャンスだろう。

『Open Reel Ensemble アーティスト・トーク&オープン・リール・アンサンブル・トーク』

2009年10月17日(土)15:00~
会場:ICC 4階 特設会場
司会・聞き手:畠中実(ICC)
ライブ:オープン・リール・アンサンブル(和田永、佐藤公俊、吉田悠、難波卓己)
料金:無料
定員:150名(当日先着順)

『オープン・スペース2009』

2009年5月16日(土)~2010年2月28日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター
時間:10:00~18:00
料金:無料
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合翌日、ただし8月31日は開館)

(画像:Open Reel Ensemble(photo:Yuya Furukawa))

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