桜沢エリカ原作『カケラ』で奥田瑛二の娘・安藤モモ子が監督デビュー、音楽はJames Iha

俳優・奥田瑛二の娘、安藤モモ子初の監督作品となる『カケラ』が、2010年春に全国でロードショーされる。

女子大生のハルは、事故や病気で失った身体の機能、そして心の傷を補う「メディカルアーティスト」のリコと出会う。仲良くなるにつれ、強い人生観を持つリコの姿にハルは徐々に惹かれてゆくが、友情と愛情が絡まった2人の関係はややこしいものへと変化してゆく。彼女たちが求めているものとは、心の隙間を埋めてくれる「ワタシのカケラ」とはいったい何なのだろうか。

原作は桜沢エリカのコミック『LOVE VIBES』。これまでに奥田瑛二や行定勲監督作品にスタッフとして参加してきた安藤モモ子が、驚くほど素直に同年代の女の子たちを描いている。主人公のハル役を演じるのは、『愛のむきだし』で圧倒的な存在感を見せつけた満島ひかり。そして、音楽をex.Smashing PumpkinsのJames Ihaが手がけるなど、全方位見逃せない内容となっている。

（画像：©2009 Zero Pictures、画像下：『カケラ』監督・脚本安藤モモ子）

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