劇作家・大阪大学大学院教授の平田オリザが、内閣官房参与に任命されたことが発表された。
平田は1983年に劇団『青年団』を結成。1995年には戯曲『東京ノート』で第39回岸田國士戯曲賞を受賞している。また、今年開催された舞台芸術の祭典『フェスティバル/トーキョー(F/T09春)』では、現代美術家・飴屋法水の演出のもと、出演者全員が舞台経験をほとんどもたない女子高生という戯曲『転校生』が再演されたことでも話題を集めた。
平田の起用は、鳩山内閣初の内閣官房参与任命となる。今後は、文化政策をめぐる政府の国際戦略や情報発信については鳩山由紀夫首相に助言を行うという。