毎日放送系列のテレビドキュメンタリー番組『情熱大陸』の10月25日放送回にて、陶芸家・青木良太の特集が放送される。
青木は、陶芸界の新時代を担う若手作家として注目される陶芸家。雑誌『週刊モーニング』で連載中の漫画『へうげもの』から生まれた若手陶芸家ユニット『へうげ十作』のリーダーとしても活動していることで知られている。
青木の作品は繊細なフォルムと、まるで土から生まれたことを忘れてしまうような不可思議な質感をもっている。その質感を表現するために、青木は器の表情を決める釉薬を年に2万5千種類試すという。そして、その繊細な作品と裏腹に、ギャルソンを身に纏い、アトリエの壁に「陶芸で日本代表になる」と思いを込めた日の丸を貼り、ヒップホップミュージックを爆音でかけながら制作するという青木は、異色の陶芸家としても注目を集めている。
同番組では陶芸界の枠を超えて活動する青木に9ヶ月密着。陶器に関するこだわりはもちろん、今年の夏に行われたニューヨークでの初個展まで、現在進行形の青木を紹介する。