フランスの劇作家・演出家、パスカル・ランベールの代表作『演劇という芸術』『自分のこの手で』が、11月19日から23日まで東京・駒場東大前のこまばアゴラ劇場で上演される。
パスカル・ランベールは、1984年頃から演劇、映画、オペラ、ダンスなど様々な分野で俳優や演出家として活動を行ってきたアーティスト。2007年にパリのジュヌビリエ国立演劇センターの芸術監督に就任した以降は、平田オリザ、青山真治、岡田利規など日本のアーティストとの共同事業を積極的に展開し、日仏文化交流において重要な役割を担ってきた。
今回上演されるのは、そんなランベールの代表的な短編2作品。青山真治監督作品『Le Petit Chaperon Rouge』ほか、著名作に多数出演してきたルー・カステルと1匹の犬の物語『演劇という芸術』と、1993年に男性キャストのために書かれたテキストで初演された作品を、ランベールにとって最も重要な女優ケイト・モランを起用しリメイクされた『自分のこの手で』だ。
日本公演自体が約3年振りとなるうえに、フランスで制作した作品を日本で上映するのは今回が初めての機会となる。パスカル・ランベールと2人の名優による2つの作品を、お見逃しなく。
青年団国際演劇交流プロジェクト2009
『演劇という芸術』『自分のこの手で』
2009年11月19日(木)19:30~
2009年11月20日(金)19:30~
2009年11月21日(土)15:00~
2009年11月22日(日)15:00~
2009年11月23日(月)15:00~
(開場は開演の20分前)
会場:こまばアゴラ劇場(東京・駒場東大前)
脚本・演出:パスカル・ランベール
料金:一般3,000円 学生・シニア(65歳以上)2,000円(日時指定・自由席)
チケット取り扱い:青年団 03-3469-9107
(画像:『演劇の芸術』)