2009年度グッドデザイン大賞に、株式会社ワークヴィジョンズと岩見沢レンガプロジェクト事務局が手がけた「岩見沢複合駅舎」が選出された。これは11月6日に東京・六本木の東京ミッドタウン・ホールで行われた2009年度グッドデザイン大賞の選出式典で発表されたもの。
岩見沢複合駅舎は、2000年12月に焼失した3代目岩見沢駅舎を、市施設との複合施設として再生された。2004年度に実施された一般公募型コンペ『岩見沢駅舎建築デザインコンペ』にて(株)ワークヴィジョンズが最優秀賞を受賞し、その案に基づき設計と建設を手がけた。
審査委員は「北海道的なシンプルでクリーンな空間性を持ちながら、決して冷たいものではなく、むしろどこかに温もりすら感じられる。その、計画プロセスにおいては、積極的な市民参画が行われ、刻印レンガとして形態化されている。」とコメントしており、多くの市民から親しまれるデザインが高く評価されたと見ている。