ロックミュージシャン・矢沢永吉が、全身でROCKと人生を語る30年間を映し出した映画『E.YAZAWA ROCK』が、11月21日から新宿バルト9ほか全国で公開される。
1972年というフォークの全盛期の渦中に、リーゼントに革ジャン、黒ずくめのファッションでR&Rバンド「キャロル」を率いてデビューした矢沢。解散後のソロ活動では、会場使用拒否など立ちはだかる様々な障害と戦いながら、名実ともにトップスターに上り詰めた。そして彼は更なる高みを目指し、2007年12月16日の公演では、史上初となる武道館100回公演という偉業を成し遂げている。
同映画には、夢を語る野心に満ち溢れた若き日の矢沢や緊張感あふれるレコーディング風景、プライベートでリラックスしている矢沢など、貴重な未公開映像の数々を収録。監督は、映画『矢沢永吉 RUN&RUN』にひきつづき増田久雄が手がけており、国内だけでなく、アメリカ、南太平洋ミクロネシアでの撮影も決行している。
「60歳になってもロックをやれる、ケツが振れる。それに感謝しないで、何が感謝だ」。そんな台詞をさらりと言ってのけるカリスマの30年が体感できるだろう。
『E.YAZAWA ROCK』
2009年11月21日(土)全国ロードショー
製作・監督:増田久雄
監修:矢沢永吉
製作:映画「ROCK」製作委員会(東映、プルミエ・インターナショナル、トムス・エンタテインメント、東映ビデオ、ラテルナ)
製作プロダクション:プルミエ・インターナショナル
制作協力:音
配給:東映
(画像:©映画「ROCK」製作委員会)