北野武監督、9年ぶりバイオレンスアクション作は登場人物が全員ワルの『アウトレイジ』

北野武が、映画『BROTHER』以来9年ぶりとなる現代のヤクザを主人公にした映画『アウトレイジ』の監督を手がけることが明らかになった。

タイトルの「outrage」とは、直訳すると「極悪非道」を意味しており、登場人物が全て「ワル」という異色の内容を表しているという。また、北野は監督だけでなく自ら脚本を手がけ、主演としての演技も披露する。

ストーリーは、関東一円を取り仕切る巨大暴力団組織である山王会の組長、関内が若頭の加藤に、直参である池元組の組長、池元に苦言を呈すことから始まる。若頭の加藤から、直系ではない村瀬組を締め付けるよう命令された池元は、すぐさま自らの配下である大友組の組長、大友にその役目を任せることになる。

キャストは北野に加え、三浦友和、椎名桔平、加瀬亮、國村隼、杉本哲太、塚本高史などが名を連ねており、北野映画にはじめて登場するキャストが多いことでも注目があつまっている。今年8月にクランクインし、公開は2010年を予定。

『アウトレイジ』

2010年全国ロードショー
監督:北野武
キャスト:
ビートたけし
椎名桔平
加瀬亮
三浦友和
國村隼
杉本哲太
塚本高史
石橋蓮司
小日向文世
北村総一朗

配給:ワーナー・ブラザーズ映画/オフィス北野

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