今年で画業50周年を迎えた漫画家・花村えい子の展覧会が、12月20日から東京・麻布十番のgm tenで開催される。
花村は1959年のデビュー以降、『なかよし』『少女フレンド』『マーガレット』など様々な少女漫画雑誌で作品を発表し、初めて少女の瞳の下にまつげを描くなど革新的な表現で、少女漫画界のパイオニアとして活動してきた作家だ。
期間中は3度に渡っての展示替えが行われる。12月20日からは、60年代から70年代に雑誌で連載された漫画や当時の原画を中心に展示する「トキメキ編」、1月13日からは耽美で抒情的な世界や妖しい世界が描かれた作品を中心に構成される「抒情編」、そして1月26日からは「今、描きたいこと」をテーマに新作を中心に様々な表現にチャレンジした「いまどき編」が予定されている。
花村の素顔が見える3つの展示、ぜひ何度も足を運んでほしい。
gm ten presents
花村えい子展
『見逃せないA B C !』
2009年12月20日(日)~2010年2月7日(日)
会場:gm ten(東京・麻布十番)
時間:12:00~20:00
休館日:月曜(12月21日は除く、祝日の場合は翌日休)年末年始12月28日~1月4日)