グラフィックデザイナー・北川一成の展覧会『北川一成展―たべるの だいすき』が、代官山のヒルサイドフォーラムで開催されている。
北川は、アートディレクターだけでなく、印刷会社「GRAPH」のプリンティングディレクター、写真家・新津保建秀とクリエイティブユニット「ヒント日」など多彩な活動を繰り広げる人物。食のジャンルでは「酒蔵富久錦」のCI・パッケージを手掛け、日本酒のイメージを一新させたことでも知られている。
今回の展覧会は、視覚と味覚の調和をテーマにした展示だけでなく、空間構成の一部としてお酒を楽しむ場も用意するなど、楽しさと美味しさを盛り込んだ内容となっているという。また、隣接するフードショップ「ヒルサイドパントリー」では、北川による「たべるのだいすき」コーナーが登場。12月15日、16日には、兵庫県丹波篠山のそば処「ろあん松田」を招いたそば打ちも行われる。さらにヒルサイドカフェでは、「富久錦」の純米酒、梅酒をはじめ、「月の桂」の純米にごり酒や10年物の古酒、「三國屋」の海苔など、北川がセレクトした限定メニューも用意される。
食べることが大好きと語る北川の感性を、食を通して感じることのできる貴重な機会となっている。なお、12月11日はセミナーシリーズ『ヒルサイドテラスの“住人”たち』の一環としてトークショーも開催される。
『北川一成展―たべるの だいすき』
2009年12月8日（火）～12月27日（日）
会場：ヒルサイドフォーラム（東京・代官山）
時間：11:00～19:00
休館日：月曜
料金：無料
セミナーシリーズ
『ヒルサイドテラスの“住人”たち』
2009年12月11日（金） 19:30-21:00
会場：ヒルサイドカフェ（東京・代官山）
出演：北川一成
料金：1,500円（ドリンク付）
予約・問い合わせ：ヒルサイドインフォメーション 03-5489-3705
（画像：北川一成）
