今年4月発行の30周年記念号をもって休刊を迎えた雑誌『広告批評』の軌跡を紹介する展覧会『広告批評展 ひとつの時代の終わりと始まり』が、ギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催されている。
『広告批評』のアートディレクションは、数年ごとに大きく変わることで知られており、これまでに佐藤可士和、中村至男、服部一成、玉野哲也、秋山具義、グルーヴィジョンズ、森本千絵などが手がけている。同展では、広告批評』を彩った100名近くの「人」に焦点を当て、広告の全盛期を駆け抜けた同誌の意義を問い直しながら、これからの「広告批評」のあり方について考え直す場となっている。
12月22日には、伊藤直樹、高松聡、河尻亨一によるギャラリートークも開催。なお、展示のアートディレクションはグルーヴィジョンズが手がけている。
第282回企画展
『広告批評展 ひとつの時代の終わりと始まり』
2009年12月3日(木)~12月24日(木)
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー(東京・銀座)
時間:11:00~19:00(土曜日は18:0まで)
休館日:日曜、祝祭日
料金:入場無料