アメリカを舞台にした異色ファンタジー映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』が、2月26日から全国で公開される。
原作となったパーシー・ジャクソンとオリンポスの神々シリーズは、アメリカ探偵作家クラブ賞受賞の実力派ミステリー作家、リック・リオーダンの小説。ギリシャ神話とミステリーが融合したかのようなストーリーとスピーディな展開、二転三転する犯人など、息つく間もない新感覚のミステリファンタジー作品だ。
現代のアメリカに暮らす主人公、パーシー・ジャクソンは、自分が神と人間の間に生まれた通称「デミゴッド」であることを知る。今も存在するギリシャ神話の世界「オリンポス」では、神々の最強の武器「ゼウスの雷撃」が盗まれる事件が発生しており、神の息子であるパーシーに疑惑がかかってしまう。疑いを晴らし、奪われた母を助け出すために、パーシーは仲間とともに、真実を究明する旅に出る。
監督は、『ホーム・アローン』や『ハリー・ポッターと賢者の石』などを手がけたクリス・コロンバス。パーシーを演じるのは、『ナンバー23』『3時10分、決断の時』などで活躍を見せる17歳のローガン・ラーマン。さらにピアース・ブロスナン、ユマ・サーマン、ショーン・ビーンなどベテラン俳優が脇を固めている。
なお、原作の最終巻となる『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 5 最後の神』は12月25日に発売される。原作のファンはこちらも楽しみに待とう。
『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』
2010年2月26日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー
監督:クリス・コロンバス
原作:リック・リオーダン『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:盗まれた雷撃』
キャスト:
ローガン・ラーマン
ユマ・サーマン
ピアース・ブロスナン
ショーン・ビーン
配給:20世紀フォックス映画
(画像:©2010 Twentieth Century Fox)