批評家で編集者の宇野常寛が主催する企画ユニット「第二次惑星開発委員会」が、新刊2冊、限定Tシャツ2枚を、12月31日に東京ビッグサイトで行われるコミックマーケット77で同時発売する。
宇野常寛は、2008年7月に発売された批評集『ゼロ年代の想像力』で、サブカルチャー界に大きな反響を巻き起こした人物。このたび発売される新刊は、彼が編集長を務める批評誌『PLANETS』の特別号『PLANETS SPECIAL 2010 ゼロ年代のすべて』と、批評家の東浩紀と協力して編集した『波状言論+PLANETS 2010 WINTER SPECIAL Final Critical Ride 2』の2冊。
また、来春に東浩紀、濱野智史、李明喜、浅子佳英、宇野常寛の5名で設立する合同会社コンテクチュアズの設立記念Tシャツも、2種類のデザインで販売される。コンテクチュアズは、NHK出版から2008年4月に創刊された思想誌『思想地図』の第2期の版元になる予定で、現在批評界を中心に注目が集まっている。
批評界に揺さぶりをかけてきた宇野常寛が、「ゼロ年代を徹底的に葬り去る」べく最終日に放つ言葉。その貴重な試みの詰まった新刊を、ぜひ手に入れておきたい。
『PLANETS SPECIAL 2010 ゼロ年代のすべて』
2009年12月31日発売
価格:1,575円
取り扱い:コミックマーケット77(東京ビッグサイト)西れ24−a 第二次惑星開発委員会
発行・編集人:宇野常寛
企画・編集:第二次惑星開発委員会
表紙デザイン:浅子佳英
『波状言論+PLANETS 2010 WINTER SPECIAL Final Critical Ride 2』
2009年12月31日発売
発行・編集人:東浩紀+宇野常寛
企画・編集:波状言論+第二次惑星開発委員会
価格:1,000円
『合同会社コンテクチュアズ設立記念Tシャツ』
2009年12月31日発売
デザインは梅沢和木、黒瀬陽平による2バージョン