米戦後ポップカルチャー史からあぶりだされるジミヘン研究と文化研究を読み解く

ジミ・ヘンドリックス研究書であり、カルチュラル・スタディーズの元祖ともいえる書籍『ジミ・ヘンドリックスとアメリカの光と影──ブラック・ミュージック&ポップ・カルチャー・レヴォリューション』が、1月25日にフィルムアート社から刊行される。

同書は、イギリスの音楽ジャーナリスト、チャールズ・シャー・マリーの初邦訳書。ジミ・ヘンドリックスの音楽を、社会、文化、世相、音楽史を縦横無尽に絡ませながら、アメリカの戦後ポップカルチャー史という大きな背景をあぶり出した、ジミ・ヘンドリックス研究と文化研究があわさった書籍となっている。なお、日本語版には、ヘンドリックスをリアルタイムで経験し、欧米の音楽ジャーナリズムにも通じているピーター・バラカンがあとがきを書き下ろしている。

また、3月にはジミ・ヘンドリックス作品の再発プロジェクトもソニーミュージックによってスタートする。未発表の新作に加え、名盤の数々がリニューアルして発売されるのでこちらもチェックしておこう。

『ジミ・ヘンドリックスとアメリカの光と影──ブラック・ミュージック&ポップ・カルチャー・レヴォリューション』

2010年1月25日発売
価格:2,730円(税込)
著者:チャールズ・シャー・マリー
翻訳:廣木明子
発行:フィルムアート社

amazonで購入する

  • HOME
  • Book
  • 米戦後ポップカルチャー史からあぶりだされるジミヘン研究と文化研究を読み解く

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて