早くもハリウッドでのリメイクが話題に上がるなど、世界的なブームとなっている映画『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』が、明日1月16日から全国公開される。
原作は、今世紀最大のミステリーと絶賛され、大ベストセラーとなった『ミレニアム』シリーズの第一作。なお、原作者のスティーグ・ラーソンは、出版の前年に心筋梗塞で他界し、彗星のごとく登場し去った巨星となった。
40年前、ストックホルムの孤島でひとりの少女忽然と姿を消す。彼女の血縁である大企業グループの重鎮は、名誉棄損で有罪判決を受けたジャーナリスト・ミカエルに捜索を依頼。ミカエルは、背中にドラゴンのタトゥーを入れた女性調査員リスベットの協力を得て、事件の裏に潜む忌まわしい真実を暴き出していく。
鼻ピアスにドラゴンのタトゥーという強烈なルックスと、ズバ抜けた知性で難問に立ち向かうリスベットは、ミステリー界のニューヒロインとして世界を熱狂の渦に巻き込んだ。孤島を舞台にした密室ミステリーの魅力と、経済スキャンダルを巡る社会はエンターテインメントの要素も兼ね備えた作品だ。
『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』
2010年1月16日(土)シネマライズ他全国順次ロードショー
監督:ニールス・アルデン・オプレヴ
原作者:スティーグ・ラーソン『ミレニアム?ドラゴン・タトゥーの女(早川書房刊)』
キャスト:
ノオミ・ラパス
ミカエル・ニクヴィスト
スヴェン・バーティル・トープ
ステファン・サウク
配給:ギャガ
(画像:©Yellow Bird Millennium Rights AB, Nordisk Film, Sveriges Television AB, Film I Väst 2009)