kazumasa hashimotoのニューアルバム『strangeness』が、3月5日にリリースされる。
第61回カンヌ映画祭「ある視点」部門で審査員賞を受賞した『トウキョウソナタ』のサントラ盤を間に挟み、オリジナルアルバムとして2007年に発表した『Euphoriam』以来のリリースとなる同作は、全ボーカル曲にゲストとして「Gutevolk」が参加している。「Gutevolk」は、西山豊乃によるソロユニット。これまでにも竹村延和やKAMA AINA作品、細野晴臣監修のコンピレーションアルバムに参加をしており、矢野顕子をして「こんな声に生まれたかった。交換してください」とまで言わしめた声の持ち主だ。
ピアノにメロトロン、ギター、ベース、ドラムなど全ての楽器をhasimotoが1人で演奏し、生楽器の揺らぎや歪みを生かしたアナログな空気感漂うサウンドに、淡いノスタルジアを滲ませながら歌うGutevolkの声が溶け合う。自身初となる「歌」を中心に据えた意欲作となっている。