3D仮想空間「メタバース」の可能性に挑む企画展、ICCで開催

新たな空間認識を模索する企画展『可能世界空間論――空間の表象の探索、のいくつか』が、1月16日から東京・初台のNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]で開催されている。

インターネット上に構築される3D仮想空間「メタバース」。そんなメタバースの可能性を検証するために発足した「ICC メタバース・プロジェクト」が、アートからデザイン・エンジニアリング、建築空間としての仮想空間と身体との関係、コミュニケーション・プラットフォームとしての仮想空間、情報社会論といった観点からメタバースを捉え直し、議論。その実践として行われるのが今回の企画展だ。

田中浩也+岩岡孝太郎+平本知樹、舘知宏、エキソニモ、柄沢祐輔+松山剛士の4組の作家が参加し、さまざまな「空間の表象の探索」に取り組む。

また、昨年行われていた「ICC メタバース・プロジェクト」の連載では、今回の参加作家のインタビューなどが掲載されている。気になる方はICC ONLINEにアクセスしてみてほしい。

『可能世界空間論――空間の表象の探索、のいくつか』

2010年1月16日(土)~2月28日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC] ギャラリーA
時間:10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
料金:一般・大学生500円(400円) 高校生以下無料
※()内は15名様以上の団体料金

(画像上:《オープン・(リ)ソース・ファニチャー Ver. 1》2009 田中浩也+岩岡孝太郎+平本知樹、画像中:《中心が移動しつづける都市》2010(参考図版)柄沢祐輔+松山剛士、画像下:自由形状折紙――ミウラ折りの一般化(参考図版) 舘知宏)

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