最新作『倫敦から来た男』が公開中のタル・ベーラ監督による旧作『ヴェルクマイスター・ハーモニー』が、2月16日から26日までシアター・イメージフォーラムにて限定公開される。
とあるハンガリーの田舎町に、忽然と現れた異動サーカスと見せ物のクジラ。自らを「プリンス」と名乗る煽動者の声に煽られ、広場に群がってきた住人達は大興奮。そして町中の何かが歪みだし、人々は破壊とバイオレンスへと向かい始める。
タル・ベーラならではの漆黒のようなモノクロ映像とカメラワーク。2時間25分という上映時間をたった37カットで構成しながらも、宇宙をも彷彿とさせる謎めいた本作は、2002年の劇場公開時に各所で話題を呼んだ。
なお、『倫敦から来た男』の前売券又は当日券を劇場窓口にて提示すると、一般料金が割引になる半券割引も実施されている。
『ヴェルクマイスター・ハーモニー』
2010年2月6日(土)~2月26日(金)シアター・イメージフォーラムで限定ロードショー
監督・共同脚本:タル・ベーラ
原作:クラスナホルカイ・ラースロー
出演:
ラルス・ルドルフ
ペーター・フィッツ
ハンナ・シグラ
配給:ビターズ・エンド