演劇集団「子供鉅人」の公演『のっけからさきはまっくら、くずおれまいとけんめいなアレら』が、2月19日と20日の2日間にわたり麻布十番のgm tenで上演される。
2005年に代表の益山貴司、寛司兄弟を中心に結成された「子供鉅人」は、音楽劇や会話劇など、いくつかの方法論を駆使し、世界に埋没している「物語」を発掘するフリースタイルの演劇集団だ。
2007年には、現代美術作家のヤノベケンジらが選考委員を務める第1回「CONNECT芸創精華」にて優秀劇団に選出。同年には、フランス、ベルギー国内を中心としたツアーも敢行した。また、メンバーのBABが『FUJI ROCK FESTIVAL '09』にエレクトロニカ雅楽ユニットHarp On MouthSextetで出演したほか、益山寛司がダンサーとして渋さ知らズのライブ、 BABY-Qのパフォーマンスに参加するなど、個々人も自由な活動を行っている。
同公演は、「子供鉅人」の東京進出作品となる。劇中の音楽をオシリペンペンズの中林キララや、たゆたうのイガキアキコなど関西の異能ミュージシャンが担当している。
子供鉅人
『のっけからさきはまっくら、くずおれまいとけんめいなアレら』
2010年2月19日(金)20:00
2010年2月20日(土)14:30 / 19:00
会場:gm ten(東京・麻布十番)
構成・演出:益山貴司
キャスト:
BAB
益山寛司
蔭山徹
小中太
樹木花香
益山貴司
音楽:
中林キララ(guitar / オシリペンペンズ)
イガキアキコ(violin / たゆたう)
ワタンベ(drums / ボイラーズ)
料金:2,000円(1ドリンク代別)