写真家・今井智己の展覧会『光と重力』が、2月6日から原宿のリトルモア地下で開催される。
夜の風景を中心に撮影したデビュー作『真昼』を2001年に発表し、山崎豊子『白い巨塔』の装丁や、雑誌『流行通信』『真夜中』など主にエディトリアルの分野で活躍してきた今井。「見入ること」「思い出すこと」を意識させる、こまやかでありながら強く、静謐な世界観で定評を得ている。
同展は、昨年末に発売された今井の写真集『光と重力』の発売を記念した渾身の展覧会。森、街路、部屋、季節といった、どこにでもある風景ながら、他の誰にもとらえられない、微かなざわめきやふるえを焼き付けた作品が並ぶ。
期間中は、写真家の金村修や『光と重力』のデザインを手掛けた服部一成を招いたトークショーも開催される。
今井智己写真展
『光と重力』
2010年2月6日(土)~2月28日(日)
会場:リトルモア地下(東京・原宿)
時間:12:00~19:00
料金:200円
定休日:月曜日
関連イベント
アーティストトーク
2010年2月12日(金)OPEN 19:15 / START 19:30
出演:今井智己×金村修(写真家)
2010年2月19日(金)OPEN 19:15 / START 19:30
出演:今井智己×服部一成(デザイナー)
料金:500円
定員:40人(予約:03-3401-1042)