今年は「歌」がテーマ、映像とアートの祭典『恵比寿映像祭』

「映像」のさまざまな意味を問い直し、新しい可能性を探るイベント『恵比寿映像祭』が、東京都写真美術館で2月19日から開催される。

今年は「歌」をテーマに約100名のアーティストによる約160作品を紹介。シリン・ネシャットの『男のいない女たちWomen Without Men 』やC.W.ウインター+アンダース・エドストロームの『アンカレッジThe Anchorage』が、アジア初上映となる。作品展示は恵比寿ガーデンプレイス「センター広場」や、渋谷街頭の大型ビジョンでの屋外展示など、東京都写真美術館の外でも展開される。

ほかにもライブ・パフォーマンスやダンス・パフォーマンス、レクチャー、カフェ・プロジェクション、ラウンドテーブルなど、多彩な鑑賞スタイルが企画され、様々なスタイルで楽しむことができる。

メディアの問題に切り込んだ作品や、映像をアーカイブ保存しようという地道な努力によって継承・再発見された歴史的な作品、インタラクティブなアート作品、写真と映像を繋ぐ作品などによって、アートを軸とした映像表現の多様さを改めて知ることができるだろう。

『第2回恵比寿映像祭「歌をさがして」』

2010年2月19日(金)~2月28日(日)
会場:東京都写真美術館
時間:10:00~20:00(最終日は18:00で終了)
料金:無料

(画像上から:rokapenis《V.I.I.M.project》2009より[参考図版]、シリン・ネシャット《男のいない女たち》2009年、ティム・リー《The Goldberg Variations, Aria, BWV 988, 1741, Johann Sebastian Bach (Glenn Gould, 1981)》2007年©Tim Lee、藤本隆行(dumb type)シンガポール・ビエンナーレ2008におけるLEDインスタレーション(中谷芙二子とのコラボレーション)©Fujimoto Takayuki[参考図版])

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