TPAMで平田オリザと岡田利規の連続対談、多数の注目トークも開催予定

3月1日から3月4日まで開催される、演劇・ダンス・音楽など舞台芸術を扱うマーケットイベント『東京芸術見本市2010(TPAM)』にて、平田オリザと岡田利規(チェルフィッチュ主宰)の連続対談『私たちは何を成し遂げ、どこへ向かっているのか』が開催。同イベントの詳細が明らかになった。

この対談では、国内外の舞台芸術関係者が出会う場として14年に渡り行われてきた東京芸術見本市が、舞台芸術の「マーケット」、さらには「プラットフォーム」として今後どのような役割を担うべきか可能性を探るというもの。演劇界を担う第一人者の2人により、どういった魅力的な提言が行われるのか、楽しみに待ちたいところだ。

なお、3月1日の『平田オリザvs 岡田利規 連続対談vol.1』とパネルディスカッション『芸術見本市のこれから』の2セミナーのみ、セット1,000円で参加が可能。『平田オリザvs 岡田利規 連続対談vol.2』はTPAMパスが必要となるので注意しよう。

またその他にも、提供・協力をブリティッシュ・カウンシルが行う、イギリスにおける既存の枠組みを超えた舞台芸術の試みを紹介する「都市に浸透する「劇場」空間―イギリスの舞台芸術から」も見どころだ。モデレーターにはヨコハマ国際映像祭ディレクターの住友文彦を迎え、スピーカーにアート・ユニット「exonemo」など最先端の面々が参加予定。こちらはTPAMパスが必要だが、是非訪れてみたいイベントとなっている。

※記事掲載時、料金詳細を誤って表示しておりました。訂正してお詫びいたします。

『東京芸術見本市2010(TPAM)』

2010年3月1日(月)~3月4日(木)
※TPAMショーケースは2月27日(金)~3月5日(土)

メイン会場:東京芸術劇場
料金:1日パス 4,000円 4日通しパス 10,000円

平田オリザvs 岡田利規 連続対談 vol.1
『私たちは何を成し遂げ、どこに向かっているのか―真の公共劇場とは何か?』

2010年3月1日(月)10:00~12:00
会場:東京芸術劇場 大会議室

パネル・ディスカッション
『芸術見本市のこれから― 国際的な「主客」を超えるプラットフォームの設立にむけて』

2010年3月1日(月)13:30~15:30
会場:東京芸術劇場 大会議室

料金:2セミナーセット参加料1,000円(事前申込み不要)
※TPAMパスなしで参加可能

平田オリザvs 岡田利規 連続対談 vol.2
『私たちは何を成し遂げ、どこに向かっているのか― ジャパネスクから遠く離れて』

2010年3月2日(火)10:00~12:00
会場:東京芸術劇場 中会議室
※参加にはTPAMパスが必要

ディスカッション
『都市に浸透する「劇場」空間―イギリスの舞台芸術から』

2010年3月4日(木)10:00~12:0
会場:東京芸術劇場  大会議室
※同時通訳付き

モデレーター: 住友文彦
スピーカー:
タソス・スティーヴンス
マット・アダムス
ダンカン・スピークマン
塚原悠也(contact Gonzo)
exonemo(エキソニモ)

主催:
東京芸術見本市2010実行委員会(構成団体:国際交流基金/財団法人地域創造/国際舞台芸術交流センター)
共催:東京芸術劇場(財団法人東京都歴史文化財団)/ブリティッシュ・カウンシル
問い合わせ:東京芸術見本市事務局 03-5724-4660

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