国内最大規模となる全国4300館以上の図書館・図書室に対応した蔵書検索サイト『カーリル』が公開された。
『カーリル』は、ユーザーが設定した地域にある図書館の貸し出し状況を、わかりやすいインタフェースとスムーズな検索速度で確認することができるウェブサイト。まとめて貸し出し状況を確認できるリスト制作機能や、自宅や職場などの近くにある図書館を自由に組み合わせることができるカスタム検索機能を搭載している。さらに、Amazonのデータベースとも連動しており、図書館にない本の情報も閲覧することもできる。
これまで全国で8割近くの公共図書館がそれぞれ導入していたインターネット対応の蔵書検索システムを統合する利便性の高い蔵書検索サービスとして注目を集めそうだ。なお、同サービスを利用するには、Google、Yahooなど連携サービスのアカウントが必要となる。
また、オープン記念イベント『図書館ダイアローグ』の開催も予定されており、詳細が決定しだい『カーリル』ウェブサイトで発表される。