ちばてつやのボクシング漫画『あしたのジョー』が、41年ぶりに実写映画化されることがわかった。
主演の矢吹ジョーにNEWSの山下智久。丹下段平役を熱狂的なボクシングファンとしても知られる香川照之が演じる。監督は、映画『ピンポン』(2002年)を手がけた曽利文彦。極限の肉体的表現と最新のCG技術を駆使して描かれるエンタテイメント作品になるという。
なお、ちばてつやは「40年も前に発表された作品を、それも漫画から実写へ訳し直すという事は、もはや高森朝雄(『あしたのジョー』原作者)さんやボクの手から巣立って行ったジョーや力石、葉子、段平たちが、平成の時代にどのように解釈され、生身の役者さん達に演じられ、体温を伴ったキャラクターとして命を吹き込まれるのか。映画が大好きなひとりの観客として、その出来上がりを心待ちにしている。」とコメントしている。
実写映画版『あしたのジョー』は2011年に公開予定。
『あしたのジョー』
2011年陽春全国東宝系公開
監督:曽利文彦
原作:『あしたのジョー』(作:高森朝雄、画:ちばてつや)
キャスト:
矢吹ジョー
山下智久