グラフィックデザイナーの原研哉と武蔵野美術大学基礎デザイン学科原研哉ゼミのメンバーによる「Ex-formationプロジェクト」の最新書籍『Ex-formation はだか』の刊行をした公開ゼミナールが、3月27日に青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山で開催される。
「Ex-formation」とは、インフォメーション(information)と逆の発想を用いて、対象物を「いかに知らないかを分からせる」ことで理解や認識を深めていく発想のこと。これまでに「四万十川」「RESORT」「皺」などをテーマに作品が発表され、それぞれ中央公論新社と平凡社より書籍化されている。「はだか」は2008年度の共同研究テーマとして、原教授と学生14名で研究が行なわれた。
イベントでは、原研哉から「Ex-formation」の考え方とテーマである「はだか」についての講義後、ゼミ生たちによるプレゼンと講評が行われる。「デザインとは何か」を問いかける原が、大学研究の現場で学生たちとどのような実験と実践を行なっているのか感じることができる臨場感溢れる場になるだろう。
『Ex-formation はだか』(平凡社)刊行記念
原研哉公開ゼミナール
「はだか」をエクス・フォーメーション(未知化)せよ!
2010年3月27日(土)18:00~20:00(開場17:30~)
会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
定員:120名
料金:700円
問い合わせ:青山ブックセンター本店 03-5485-5511(10:00~22:00)
※トークショー終了後にサイン会を行います(サイン会対象書籍:『EX-formation はだか』)