編集者/クリエイティブディレクターとして知られ、YMOなどとも親交を持つ、独特編集者こと後藤繁雄。京都造形芸術大学の教授も務める彼が主宰する、編集講座『スーパースクール』の拡張版が、秋葉原『3331 Arts Chiyoda』でスタートする。
そもそも同スクールは1996年、全盛期の『青山ブックセンター』で開校。編集を出版だけものではなく「情報」「表現」「価値」「企画」「生活」を再編する術とする教えのもと、14年にわたって多くの人材を輩出してきた。
かつての講義は書籍『ニューテキスト』(リトルモア)、『僕たちは編集しながら生きている』(マーブルトロン)としても出版されているが、今回本格的な「編集学校」として再始動する際のテーマも「WEBがリアルな強度を持つ時代における「生活の編集」」と、かなりとがった内容となっている。
講師陣も主幹である後藤繁雄はもちろん、アートディレクターの中島英樹、graf代表の服部滋樹、料理ユニット「南風食堂」の三原寛子、クリエイティブディレクター・ミュージアムデザイナーの渋谷城太郎ほか、バラエティに富んだ再先端のクリエイターたちが務める。またこの4月からは京都でも週に1度、少数精鋭で『スーパースクール京都塾』を行う予定だ。
この不況時代を生き抜く知恵を身につけ、もっと個人の力を伸ばしていきたい、と考える方にぜひチェックしてほしい。
『g3/トリプルジー superschool2010年生募集』
2010年4月末開校予定
会場:秋葉原 3331 Arts Chiyoda g3/(トリプルジー)
料金:入学金5,000円(税込)(別途、受講料が必要)
募集人数:各クラス定員30名
『スーパースクール京都塾1期生募集要項』
2010年4月~7月(第I期 全16回)
※2010年10月~1月(第II期 全16回)
会場:京都花屋町アートルーム
募集人数:各クラス定員10~20人
※各カリキュラムの詳細/申し込み方法などについては、オフィシャルサイトを参照
(画像上:後藤繁雄、画像中:中島英樹、画像下:服部滋樹)