英国を代表するグラフィックデザイナー、ネヴィル・ブロディの最新タイポグラフィを紹介

イギリスを代表するグラフィックデザイナー、ネヴィル・ブロディの個展『nb@ggg ―ネヴィル・ブロディ―』が、6月4日からギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催される。

ネヴィル・ブロディは、フェティッシュ・レコード作品など数々の鮮烈なレコードジャケットデザインや、80年代のファッションバイブルと言われた『The Face』といった雑誌でのアートディレクションで世界に名を馳せたデザイナー。近年ではスイスを代表する書体「Helvetica」を巡るドキュメンタリー映画『Helvetica』に出演していたことも記憶に新しい。

同展では、男性ファッション誌『Arena Homme＋』や、ロンドンのデザインミュージアム「The Freedom Space」などのクライアントが存在する作品だけでなく、自主制作的要素の強い作品や新たな実験作品であるデジタル絵画ポスターシリーズなど、近年の作品が公開される。

30年のキャリアを持ってもなお衰えないクリエティブ魂と、彼が牽引してきた革新的タイポグラフィの魅力を存分に味わえる内容となっている。

（画像上から：Research Studios London 2010年カレンダー、Research Studios London 2010年カレンダー、Free Thought、ポスター、2010年、Arena Homme+　2010年 冬・春号　見開き）

関連リンク

• ギンザ・グラフィック・ギャラリー