若手アーティストの発掘・育成を目的とした現代美術のアワード展『アートアワードトーキョー丸の内 2010』が、4月29日(木・祝)から5月30日(日)まで、丸ビル・新丸ビルに隣接する公共空間、行幸地下ギャラリーにて開催される。
今年で4回目を迎える本イベントは、日本全国の主要な美術大学・大学院の卒業制作の中から選抜した、新たなエネルギーに溢れる約45作品を東京駅前のパブリックスペースに展示し、全12賞を選出するもの。初日の4月29日には、世界で活躍する注目のアーティスト名和晃平をゲスト審査員に迎え、後藤繁雄、小山登美夫、佐藤直樹、長谷川祐子といった豪華な審査員陣と共に公開審査を実施。グランプリ賞、準グランプリ賞、審査員賞を決定する予定だ。
若手アーティストに作品発表の場を提供し、活躍のきっかけを創出して着実に成果を生み出してきた本イベント。4月6日に新しいアートスポット「三菱一号館美術館」がオープンした丸の内に、さらにアートが溢れる一ヶ月となりそうだ。
『アートアワードトーキョー丸の内 2010』
2010年4月29日(木・祝)~5月30日(日)
4月29日(木・祝)11:00~ 最終審査会 18:00~ 受賞発表会
会場:行幸地下ギャラリー
時間11:00~20:00 会期中無休
料金:無料
ゲスト審査員:名和晃平(アーティスト)
審査員:
天野太郎(横浜美術館 主席学芸員)
植松由佳(国立国際美術館 主任研究員)
後藤繁雄(京都造形芸術大学 教授)
木幡和枝(東京藝術大学先端芸術表現科 教授)
小山登美夫(小山登美夫ギャラリー代表、明治大学国際日本学部 特任准教授)
佐藤直樹(ASYL アートディレクター、多摩美術大学造形表現学部デザイン学科 准教授)
長谷川祐子(東京都現代美術館チーフキュレーター、多摩美術大学 特任教授)
(画像:2009年会場風景)