ニューヨークや日本で活躍してきた写真家・原久路の写真展『バルテュス絵画の考察 II』が、4月6日より東京・御茶ノ水のgallery bauhausで開催されている。
原久路はニューヨークへ渡米後、ヒラリー・クリントンの専属カメラマンやNHKエンタープライズ・ニューヨークにてテレビカメラマンを務め、帰国後もカメラマン・テレビカメラマンとして活動している。
本展では、20世紀最大の画家と言われているバルテュスの絵画世界をモノクロ写真で忠実に再現し、バルテュスの魅力について独自の視点で考察する。モノクローム作品(デジタル・プリント)の約20点を展示し、未発表の新作も初公開される。
ライティングやモデルのポーズに細部まで注意を払い、小道具や場面設定に凝りに凝った原久路の写真から彼独自の感性とバルテュスの世界をぜひ味わってほしい。
原久路写真展
『バルテュス絵画の考察 II』
2010年4月6日(火)~5月22日(土)
会場:gallery bauhaus
時間:11:00~19:00
休廊日:日、月曜、祝日
料金:無料
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2010年4月23日(金)
会場:gallery bauhaus
時間:19:00~(当日は18:00閉廊)
料金:2,000円(メールで予約が必要)
(画像:© Hisaji Hara)