『SRサイタマノラッパー』続編、今度は群馬の女子ラッパーが大奮闘

2009年の日本映画界に新風を巻き起こした青春ヒップホップ映画『SRサイタマノラッパー』の続編『SRサイタマノラッパー2～女子ラッパー☆傷だらけのライム～』が、6月26日より全国公開される。

主人公は、かつて群馬の山奥で結成された女子ラップチームのメンバー達。現在はそれぞれが地味な日常を送っていたが、ある出来事をきっかけに「あれ、これでアタシの人生よかったんだっけ？」という問いを抱え、再び集結する。これからの人生のためにもう一度歌うため、一晩限りのライブをしようとするが、20代も後半にさしかかった彼女達の前には仕事、結婚、家族、お金など、現実の壁が立ちはだかる。果たして、彼女たちは多くの壁を乗り越え歌うことができるのだろうか。

前作は、日本で初めてHIPHOPカルチャーに本気で取り組んだ埼玉のダサくて愛しい若者達の行き場のない思いを描き、『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2009』グランプリを受賞。監督は、前作同様に入江悠監督が務める。『第50回日本映画監督協会新人賞』も受賞しており、今もっとも注目が集まる監督の1人といっても過言ではないだろう。

「なによりも新しい音楽映画を。いままでどこにもなかった音楽と映画の融合を。」と語る入江監督。ラスト10分の壮絶なラップシーンは今回も号泣必死だ。

関連リンク

• SRサイタマノラッパー2〜女子ラッパー☆傷だらけのライム〜