映画『ライブテープ』が凱旋レイトショー、トークゲストに曽我部恵一、長尾謙一郎ら

昨年の東京国際映画祭作品賞を受賞したことでも話題になった松江哲明監督映画『ライブテープ』が、ドイツ・ニッポンコネクションの『ニッポンデジタルアワード』を受賞。5月1日から吉祥寺バウスシアターでアンコール上映される。

ミュージシャン・前野健太が吉祥寺の街を歌い歩く様子を、74分1カットという異例の構成で描きだした同映画。ニッポンコネクションからは「数百人単位のスタッフと数百から数千万円以上の予算があたりまえのように映画製作に使われている現在において、この作品のようにほんのひとにぎりの必要最低限のスタッフの手によりローファイでありながら革新性をもち、ポジティブなメッセージを持った映画が作られたことは真に驚きです。ゴダールはかつて銃と女優があれば映画は作れると言いました。松江哲明監督の『ライブテープ』は、歌手とギターとサングラス（はふたつですが）この3つで映画ができると証明してくれたのです」と絶賛のコメントが届いている。

アンコール上映期間中には、トークショーも開催。初日5月1日には松江哲明、前野健太が揃って舞台挨拶に登場するほか、曽我部恵一、長尾謙一郎（漫画家）、大谷ノブ彦（ダイノジ）を招いたイベントが連日開催予定だ。

また、劇中のシーンを髣髴とさせる前野健太による野外ライブも5月1日に披露されるのでこちらもお見逃しなく。

関連リンク

• ライブテープ：映画『ライブテープ』オフィシャルサイト
• CINRA.NET > 映画『ライブテープ』監督・松江哲明×前野健太インタビュー