東京ミッドタウンが次世代を担うアーティスト、デザイナーを発掘するコンペ『Tokyo Midtown Award 2010』が、6月から作品募集を開始する。
「JAPAN VALUE(新しい日本の価値・感性・才能)」を創造・結集し、世界に発信し続ける街を目指す一環として、2008年より開催されている同コンペティション。第3回を迎える今回も、アートとデザインの2部門で作品を募集する。
アート部門では「JAPAN VALUE~ガラスケースへの挑戦~」をテーマに、50Mもあるガラスケースを彩るダイナミックな作品を募集。入賞作品は、東京ミッドタウン内パブリックスペースにて展示される。またデザイン部門では広大な緑地を有する東京ミッドタウンの街づくりの想い「On the Green」をテーマとし、入賞作品の商品化がサポートされる。
審査員は、昨年同様にアーティストの中山ダイスケ、グラフィックデザイナーの原研哉、アートディレクターの水野学、放送作家の小山薫堂ら10名が務め、授賞式は10月下旬ごろ開催される予定。
『Tokyo Midtown Award 2010』
アートコンペ
募集期間:2010年6月1日(火)~6月30日(水)
テーマ:「JAPAN VALUE」~ガラスケースへの挑戦~
審査員:
児島やよい(フリーランス・キュレーター/ライター)
清水敏男(東京ミッドタウンアートワークディレクター/学習院女子大学教授)
土屋公雄(彫刻家/愛知県立芸術大学大学院教授)
中山ダイスケ(アーティスト/東北芸術工科大学教授)
八谷和彦(メディア・アーティスト)
デザインコンペ
募集期間:2010年8月2日(月)~8月31日(火)
テーマ:「On the Green」
審査員:
小山薫堂(放送作家/東北芸術工科大学教授)
佐藤卓(グラフィックデザイナー)
柴田文江(インダストリアルデザイナー)
原研哉(グラフィックデザイナー/武蔵野美術大学教授)
水野学(アートディレクター)
(画像上:Tokyo Midtown Award 2009 デザインコンペ グランプリ作品(学生の部)、画像中:Tokyo Midtown Award 2009 アートコンペ グランプリ作品、画像下:アートコンペ作品展示風景)