入場無料のメディアアート展示をICCが開催『オープン・スペース 2010』

今年も入場無料のメディアアート展示『オープン・スペース 2010』が、東京・初台のNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]で5月15日から開催される。

『オープン・スペース』とは、ギャラリー、ラウンジ、図書室、ミニ・シアターなどのICCが持つ機能を総合した、年度を通じて公開される入場無料スペース。メディア・テクノロジーと芸術文化の関係をわかりやすく紹介する国内外の著名アーティストがメディアアートの作品展示を行う。

今年は藤幡正樹『モレルのパノラマ』やクワクボリョウタ『10番目の感傷(点・線・面)』、野老朝雄『フラットスコープスケープMJ』、ゲープハルト・ゼンクミュラー+フランツ・ビュッヒンガー『パラレル・イメージ』などが展示される。

また、新進アーティスト紹介コーナー『エマージェンシーズ!』ではメディアアートの最新作品、プロジェクトなどを体験し、それらを生み出すアーティストたちの発想の源泉に触れることができ、子供のための『キッズ・ラウンジ』も新設される。関連イベントも複数開催されるので、こちらもぜひチェックしてほしい。

『オープン・スペース 2010』

2010年5月15日(土)~2011年2月27日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC](東京・初台)
時間:11:00~18:00
休館日:
月曜(月曜が祝日の場合は翌日)
年末年始(12月27日~1月4日)
保守点検日(8月1日、2月13日)
料金:入場無料

関連イベント

出品作家によるイベント
『アーティスト・トーク』

2010年5月15日(土)14:00~
出演:
ゲープハルト・ゼンクミュラー
イェンス・ブラント

出品作家によるイベント
『アーティスト・トーク&ライヴ・パフォーマンス』

2010年5月16日(日)14:00~
出演:ヤオ・ジョンハン
ゲスト:伊東篤宏

『ギャラリーツアー』

2010年5月15日(土)~2011年2月27日(日)
会期中の毎月第二土曜日開催予定
ICC学芸スタッフが『オープン・スペース 2010』の展示作品について解説

(画像上から:《ジャグラー》1997年 グレゴリー・バーサミアン 撮影:大高隆、《モレルのパノラマ》2003年 藤幡正樹、クワクボリョウタ「1. 落下する水、2. 照明用ガス、を与えてみた」(AD&A gallery、大阪、2010年)での展示風景 撮影:小西小多郎、《FLAT SCOPE》2010年 野老朝雄)

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