グラフィックデザイナー・永原康史の著書『デザインの風景』(BNN新社)の刊行を記念したトークイベント『電子ブックのコンテンツをいかに企画するか?』が、6月13日に東京・青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山で開催される。
同書は、月刊誌『Web Designing』(毎日コミュニケーションズ)の連載「デザインにできること」で掲載された約10年分の内容を再編集したもの。同誌創刊時の2001年から2009年までに起こった社会の変化やデザイン/テクノロジーの潮流などを、デザイナーである永原康史が見つめたデザイナー視点での考察が記録されている。連載時には「リアルタイム」だった連載が蓄積されたことで、時代が変化していく様を手に取るように感じることができるだろう。
トークショーには永原をはじめ、フリー編集者・文筆家の仲俣暁生、デジタルメディアのアートディレクションを数多く手がけるグラフィックデザイナーの松本弦人を招き、今後の電子ブックと紙メディアの可能性やそのための企画などを語る予定。書籍・雑誌とデジタルメディア双方に関わる3名ならではの経験談が期待できそうだ。
『デザインの風景』(BNN新社)刊行記念トークショー
『電子ブックのコンテンツをいかに企画するか?』
2010年6月13日(日)13:00~15:00(開場12:30~)
会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
出演:
永原康史
仲俣暁生
松本弦人
定員:120名
料金:1,000円(税込)
※トークショー終了後にサイン会を行います(サイン会対象書籍:『デザインの風景』)