9月11日から公開される吉田修一の同名小説を原作にした映画『悪人』の続報が届いた。
『悪人』は、作者の吉田自らが「代表作」と語る殺人事件を題材にした長編小説。毎日出版文化賞と大佛次郎賞のダブル受賞を成し遂げている。
監督は、映画『フラガール』『69 sixty nine』を手がけた李相日。また、原作者である吉田修一自身が、李監督と共に初めて脚本を手掛けたことや、久石譲による映画音楽などでも話題を集めている。
妻夫木聡が演じる主人公の土木作業員・清水祐一は、保険外交員女性・石橋佳乃を殺害し、深津絵里演じる馬込光代と共に逃避行に及ぶ。加害者と被害者だけでなくそれぞれの関係者を巻き込んだ逃避行は、事件の詳細が明らかになるにつれて、純愛劇に姿を変えていく。
新たに発表された場面写真には、これまでの俳優イメージを覆すかのような金髪姿の妻夫木や、深津と妻夫木のツーショット、清水と共に清水の母役の樹木希林などが登場している。
『悪人』
2010年9月11日（土）全国東宝系ロードショー
監督：李相日
原作：吉田修一
脚本：吉田修一、李相日
音楽：久石譲
キャスト：
妻夫木聡
深津絵里
岡田将生
満島ひかり
柄本明
樹木希林
配給：東宝
（画像：©2010「悪人」製作委員会）
