日本を代表するグラフィックデザイナーとして知られる杉浦康平の著書『杉浦康平デザインの言葉 多主語的なアジア』の刊行を記念したトークショーが、7月4日に青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山で開催される。
『杉浦康平デザインの言葉 多主語的なアジア』は、杉浦による1960年代からの執筆や、インタビュー、講演、対談などのテキストを集大成したシリーズ『杉浦康平デザインの言葉』の第1弾となるもの。同書ではアジアをテーマに、アジアの文化や宗教が持つ多主語的な世界観と森羅万象のあらゆる生命が織りなす美とその背景に迫っている。
トークショーには、著者の杉浦康平と政治学者・歴史学者の中島岳志が登場。万物の生成・消滅にかかわる波動といわれるヒンドゥーの聖音「オーム」と現代のインドの関係や、現在のインド・デザイン、インド思想を考察する。
『杉浦康平デザインの言葉 多主語的なアジア』(工作舎)刊行記念
杉浦康平×中島岳志トークショー
「オームの波動」宿す地にて
2010年7月4日(日)16:00~18:00(開場15:30~)
会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
出演:
杉浦康平
中島岳志
定員:120名
料金:700円