「オルタナティブな場をつくる」こととは何かを、様々なオーガナイザーへの取材を通して紹介する書籍『野外フェスのつくり方』が、7月23日にフィルムアート社から刊行される。
同書では、『FUJI ROCK FESTIVAL』『朝霧JAM』『TAICOCLUB』といった大規模フェスから、『廃校フェス』『夏の魔物』『CHAOS PARK』などのインディペンデントフェスまで幅広く紹介。会場探しや出演交渉、ゴミや騒音対策など、イベントの裏側はもちろん、それらのプロセスにある様々な課題や、現代的な意義を検証する。
特別付録には、三田格、小野田雄、Cheeの3名が語る野外レイブの歴史鼎談、野外フェス年表が付属。浅田泰によるサウンドシステムや野外PAのノウハウも収録される。
遊びを超えた何かが生まれる瞬間を、大勢の人々と共感できる前向きな場を作るための「オーガナイズ論」にぜひ触れてほしい。