UKグラフィックデザインシーンの過去と現在を体感する『UK? OK!!』展が、東京・渋谷のパルコファクトリーで8月6日から開催される。
音楽産業と密接な関わりをもっているUKのグラフィックデザインシーン。Neville BrodyとFetish Records、Peter SavilleとFactory Record、1990年代のTomatoとUnderworld、2000年代のTappin GoftonとColdplayなど、優れたグラフィックデザインは音楽を包むビジュアルとして重要な要素を担っているといえるだろう。
同展では、デザインシーンに与えた影響の大きさと今後影響を与えるだろうという期待感の2つの観点から22組のUKグラフィックデザイナーを取り上げ、80年代から現在まで約30年間のUKグラフィックデザインシーンを総括。今、新たに起こりつつあるムーブメントを体感できる展示となっている。なお、会場デザインを気鋭の建築家・谷尻誠が手がけ、過去の有名作品や本展用の新作グラフィックワーク、取材時のスタジオ写真やインタビュー映像などがひとつの空間に展示される。
また、会場では本展にあわせて出版される2種の書籍と、BEAMS-Tとのコラボレーションで実現した参加デザイナーの新作グラフィックをプリントしたTシャツやトートバッグを販売。会期中にはトークショーやワークショップ等のイベントも開催予定だ。この機会にぜひ、UKクリエイティブシーンの空気を感じてみてほしい。
UKグラフィックデザイン展
『UK? OK!!』
2010年8月6日(金)~8月30日(月)
会場:パルコファクトリー(渋谷パルコpart1・6F)
時間:10:00~21:00(入場は閉場の30分前まで、最終日は18:00閉場)
料金:一般400円 学生300円(小学生以下無料)
『The Sound Graphics』
2010年8月6日発売
価格:1,260円(予価・税込)
発行:パルコ出版