ジョン・レノンと2人の母を描いた映画『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』が、11月5日から全国公開される。
映画の舞台は1950年代のイギリス・リバプール。伯母ミミに育てられながら反抗期の真っ只中にいたジョンは、近所に実の母ジュリアが住んでいることを知る。ジョンに音楽の素晴らしさを教えてくれる自由奔放なジュリアと、ジョンが向上心を持った大人になることを望む厳格な叔母ミミ。ジョンは、その異なる愛に心が引き裂かれそうになりながらも、普通とは違う自分の境遇を受け入れることができずにいた。行き場のない孤独に包まれていた17歳の誕生日に、ジョンは2人の母と自分をめぐる悲しみの過去を知ることになる。
監督は現代美術界でも活躍する女性芸術家、サム・テイラー=ウッド。ジョン・レノン役をアーロン・ジョンソンが演じる。エルビス・プレスリーなどのアメリカンロックや、ビートルズの前身バンド「クオリーメン」など数々の貴重な名曲を織り交ぜながら、若きジョン・レノンの物語を綴る。
『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』
2010年11月5日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー
監督:サム・テイラー=ウッド
脚本:マット・グリーンハルシュ
キャスト:
アーロン・ジョンソン
クリスティン・スコット・トーマス
アンヌ=マリー・ダフ
配給:ギャガ
(画像:©2009 Lennon Films Limited Channel Four Television Corporation and UK Film Council. All Rights Reserved.)